皆さんのお気持ち重く受けとめさせて頂きました。


掲載日:2011.03.16

一昨日の夕方、八雲町、森町に入らせていただき、漁組にお邪魔し漁業被害につい
て、組合長さん、またホタテ漁を営む漁師の皆さんに伺いました。

国や北海道への要望や意見は大変厳しいものでした。海水温の上昇、ザラボヤ対策、
そして津波、次々に襲ってくる苦難にもうホタテ漁師の皆さんは疲れ果て、絶望的な
気持ちになっています。3月12日の閣議決定で、今回の地震被害に遭った地域は激
甚災害指定の対象となりますが、壊滅状態のホタテの養殖場のからんだ浮きやロープ
等の撤去、施設の設営までは経費の90パーセントまで出ますが、あと10パーセン
トをどうするのか、また稚貝を育てる籠やロープを購入する資金はどうするのか。しっかりと対応していかなければなりません。昨日は、朝から函館朝市にお見舞いに伺いました。ひどいところでは、人の胸ぐらいのところまで海水に浸かったというこ
とで、冷蔵庫も冷凍庫もだめ、蟹や魚の水槽もだめになって一軒一軒の被害額は大き
なものになりそうです。しかも、観光客が来ない、ホテルも、春休み、ゴールデンウ
イーク8割がたキャンセルだそうです。早急な融資、また、営業保証も考えないと、
お客さんが来ないのは災害の影響なのですから、しっかりと雇用を道民生活を守って
いかなければなりません。市場の大きなシャッターが壊れているのを見て津波の威力
を目の当たりにし、人的被害がなかったことに胸をなでおろす想いでした。朝市には
何十年も働いている、高齢者の方々も沢山いらっしゃいます。言葉にすると空しくな
りますが、私も力になれるように努力しますので一緒に頑張っていきましょう。午後
は、再び森に入り、ホタテ漁師の仙石さんの船に乗せていただき沖に出て養殖場の被害状況を見てきました。写真で見ているのとは大違いの大規模な被害に深刻さを実感。皆さん船を出して、とにかく、ホタテが流れていかないように船に重たい土嚢を積んで運び、それを重石にする作業をしていました。大変な作業です。サルベージ船ですべて引き上げたいそうですが海の中の状況を調べないと作業が
できないということでとりあえずの作業に追われていました。その後、八雲で6漁協
組合長からの支援の要望を伺い、民主党の地域の道議の皆さんと支援策を熟慮する事
をお約束させていただきました。

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