第180回 通常国会が始まりました!


掲載日:2012.01.25

昨日、12時より天皇陛下をお迎えして、第180回通常国会の開会式が行われまし
た。前日東京は雪が降り道路は凍結。しかし、陛下が国会にお見えになる時はいつも
晴天と言われていますが昨日もとても良いお天気になりました。午後からの衆参両院
での本会議では野田佳彦首相が施政方針演説を行い、東日本大震災からの復興を加速
させる事や消費増税を含む社会保障と税の一体改革を行う事に関して強い決意を表明
しました。また、「国として進めるべき政策の方向性について与野党に違いはない。
決断する政治を共に成し遂げよう」と、協議入りを野党に強く求めました。そのほ
か、政治行政改革の包括的な推進、アジア太平洋の世紀を拓く外交安全保障政策など
について演説を行いました。私としては、何とも憂鬱な気持ちで通常国会の開会の日
を迎えましたが、やらなければならない事を一生懸命やることしかないのですから、
頑張ろうと新たに自分に誓いました。午後、原子力安全規制に関する新組織設置に関
する会議が、環境部門会議・内閣部門会議・原発事故収束対策PT合同の会議が行われ
ました。原案の原子力安全庁という名前は、しっかり規制をしていくという組織にす
るのにおかしい。安全という言葉は使うべきではないという意見が沢山出され、原子
力規制庁と言う組織名になりました。また、新聞やTVでも批判の大きかった、細野環
境大臣の原子炉の40年廃炉問題についても、修文を求め、今日行われた会議の中で
改正案が出されました。原則と例外の関係(40年を超える稼働は極めて難しいこ
と)を明確にするため、政府の原案を修文したのです。40年、20年という数字は
削除できませんでしたが、そこは私たちが政府に確認を致しましたのでご理解くださ
い。定期検査で脆化はチェクしておりますし、安全評価のデーターはすべて公表する
事になっていますので、データ的に問題があった場合には40年に至らずとも止め
る、廃炉にする場合もあるという事です。改正案・・第四十三条の三の三十一 発電
用原子炉設計者がその設置した発電用原子炉を運転することができる期間は、当該発
電用原子炉の設置の工事について最初に第四十三条の三の十一第一項の検査に合格し
た日から起算して四十年とする。2、前項の期間は、その満了に際し、環境大臣の認
可を受けて、一回限り延長することができる。3、前項の規定により延長する期間
は、二十年を超えない期間であって政令で定める期間を超えることができない。4、
第二項の認可をうけようとする発電用原子炉設計者は、環境省令で定めるところによ
り、環境大臣に認可の申請をしなければならない。5、環境大臣は、前項の認可の申
請に係る発電用原子炉が、兆機関の運転に伴い生ずる劣化の状況を踏まえ、延長しよ
うとする期間において安全性を確保するための基準として環境省令で定める基準に適
合していると認めるときは、同項の認可をしなければならない。

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