あの時の勢いはどこに?


掲載日:2013.03.08

自民党の安倍総理は、来週の金曜日、15日に記者会見を行いTPP交渉参加を表明するらしいという情報が今朝入って来た。「例え、党が決めようとしても北海道の一次産業や地方の暮らし、経済を守る為に体を張って、TPP交渉参加を阻止すると昨年末の総選挙の時、自民党の北海道選出議員の皆さんはおっしゃっていたではありませんか?あの時の勢いはどこに行ったのか。選挙前まで共に運動をしていた「TPPを考える国民会議」にも、先週開かれた時には、誰も顔を出さなかった。交渉参加は容認して、条件闘争に入ると言っているようだが、TPPの原則をわかっているはずだ。例外なき関税撤廃。例外が取れたとしても、10年以内には段階的に関税を撤廃し0にするのがハイレベルの経済連携である。一旦交渉に参加したら、デメリットの方が大きいとわかっても抜ける事など出来ない。さらに、今日の東京新聞にも掲載されていますが、TPP参加9カ国は、2011年11月に参加の以降を表明したカナダとメキシコ両国に対して、すでに合意した条文は参加国は原則として受け入れ、交渉を打ち切る終結権もなく、再協議も要求できないなど不利な条件を提示。念書も交わしている事がわかった。当然、日本も交渉参加を表明すれば、同じ条件を突きつけられる事になるだろう。そんな不利な条件から始まる交渉が果たして日本のメリットを勝ち取る事に繋がるのか?

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