TPP交渉会合開催地アトランタより2日目
掲載日:2015.10.02
おはようございます。アトランタ2日目です。今日は午前8時から内閣府の渋谷審議官から情報を頂きます。どの程度なのか!?そして、10時半から、自民党の農林族の皆さんとの意見交換です。
内閣府渋谷審議官が予定ができたという事なので、急きょ、内閣府のTPP広報参事官の石瀨さんから状況を伺いました。その後、交渉会場となっている、ウエスティン ピーチ ツリーホテルの前で「NO TPP」の声を上げました!!
自動車部品 医薬品 乳製品の順番で難航。この3つがまとまらなければ、甘利、フロマン会談は開かれない模様。今夜、8時から閣僚会合が開かれる予定ですが、それまでそれぞれがどこまで二国間を詰められるか!?
カナダの農業団体の方から今回の交渉について意見を伺いました。日本の立場、守りたいものをよく理解しておられました。日本が唯一攻めたいものが自動車なのに、その自動車で妥協したら、一体何のメリットがあるのかと。日本だけが焦っている何故なのか?カナダの選挙スケジュールのことを言っているが、それは言い訳。交渉はしっかりやらなければならない、時間はまだあると。医薬品の問題では、オーストラリアが砂糖との駆け引きを米国としている。砂糖は除外だという話があるが、TPP交渉において除外はない。オーストラリアがFTAで取れなかった砂糖を取れたら、医薬品も妥協するかもしれない…らしい。
アトランタ市内で、TPPに反対するデモ行進が行われ、私達も参加!最後に会合の行われている、ウエスティンHotelの前で抗議のシュプレヒコール!
閣僚会合が、開かれましたが、本日は1時間で終了したとの事。昨日のわずか40分に続いてこの短さは何なのか。明日も、二国間等を継続し、閣僚会議も開かれるのかどうか!?明後日、甘利大臣は当初の帰国予定を変更し、12カ国の共同記者会見を行ってから帰国の予定。とは言え、ブルネイもシンガポールも閣僚が出席していない。マレーシアも帰国したとの情報もあり、そもそも、閣僚会議と言えるのかという、アトランタ会合の状況。