まずは・・・
掲載日:2010.09.17
15日の午後、札幌に戻りました。
17時から、ホップ障害者地域生活支援センターの竹田さん
のところに伺い、札幌国際短編映画祭で、ボランティアスタッフと
して、映画祭の現場で一緒に活動ができないか、お願いさせて頂きました。
建設、設備業界や、介護施設の抱える問題や、現状を聞かせて頂きました。
公共事業が大幅に削減される中で、下請けの会社の存続も厳しく
また、そのことによって技術者が激減していること、若い技術者を
育てられる環境にもないこと。
報われない思いから、仕事に対するモチベーションも下がってしまうこと、色々と伺いました。
地元の仕事は、地元の業者でできる仕組み作り、また、大手企業からの
不当なダンピングを規制しなければ、仕事をしても利益がない、これでは仕事があった時に人が居ないということにも将来的になりかねません。
どこの業界もそうですが、技術や経験を積んだ人材を大切にすることのできない日本の現状は、衰退の予感がします。
人の力が国の力。
大手企業にはCSR、大きな社会的責任を担っているという
意識がないのでしょうか?
つくづく、色々な分野の方とお話をすることの大切さを感じました。
まずは、私のできること、現状を知るということ。
できれば目で見る、体験する。
そして、しっかりと問題意識を持ち、何ができるのか、何をしなければならないのか
皆さんと一緒に考え、行動に繋げていくということ。
どんどん、呼んで頂いたところには出掛けて行かなくては。