立憲民主党【選択的夫婦別姓について】
掲載日:2021.08.16
【選択的夫婦別姓について】
我が国では、夫婦は同姓(同じ名字)でなければならないとされています。しかし、社会が変化し、夫婦が同じ名字でなくてもよいと考える人が増え、裁判を起こしている人たちもいます。直近の判決は、夫婦の名字を同じにしないと結婚を認めないとする現行制度は「違憲違法ではない」というものでしたが、同時に夫婦の姓の問題は、「国会で論じられ判断されるべき」というものでした。
「選択的夫婦別姓」は、それぞれが自分の名前に対してもっている思いを尊重し、夫婦や家族の絆のあり方の多様性を認める制度です。結婚前の名字を変更するのは、ほとんど(96%)が女性であり、国連の人権条約委員会から女性差別だと指摘されています。
わたしたちは、個人の尊厳と男女の対等な関係の構築をめざすため、選択的夫婦別姓を導入する民法改正案をすでに衆議院に提出しています。