菅総理と懇談
掲載日:2011.06.07
今日はどんよりとしたお天気で、しかも蒸し暑い。朝7時30分から北海道市長会の皆
さんと意見交換会があり、その後10時から12時まで農林水産委員会でした。農林水産
省の設置法の一部を改正する法律案の採決が行われました。反対は共産党のみ。その
後、震災ボランティア室の代表で官邸の総理会議室で総理と意見交換会がありまし
た。私たちは被災地に入り、被災者の方々の暮らしを見て、問題点を探り、わずかな
がら支援をさせて頂いています。これから起きるであろう問題に早く対応して頂きた
い・・被災地の状況を見てきている私たちの声やアイディアがなかなか総理にお伝え
できない歯がゆさを聞いて頂き、総理も意欲的に耳を傾け意見を聞いて下さいまし
た。民主党の中で多くの議員と総理の間でこういう時間が持てたら民主党も挙党体制
で様々な問題に臨めたかもしれません。少し残念な思いがしました。私は食料の無償
支援もほとんどなくなってきている、支援金や義援金が支払われお金を手にして買い
物をし、仮設住宅に移って自立していかなければならないのに買い物をするところが
ないんですと、申し上げました。「仮設住宅の近くにお店はないの?」と総理に聞か
れました。町がすべて破壊され商店など残っていないこと、また、あっても高台の仮
設住宅から高齢者が買い物に行く足がないことなどを話しましたら、「移動コンビニ
エンスストアーのようなものをたとえばセブンイレブンさんなどにお願いするとか検
討しなければならないね」とおっしゃっていました。被災者の方々の日々の生活に支
障がないように解決できることは一つ、一つやるしかないのです。原発事故影響対策
PTでは、馬渕総理大臣補佐官、細野総理大臣補佐官から福島原発の現状とIAEAへの原
子力災害対策本部からの報告書の内容について説明があり、国会議員からは厳しい意
見が沢山出ました。福島原発で行われている様々な作業が順調に進むようにしっかり
と新しい情報を知っていなければなりません。