泊原発
掲載日:2011.08.16
北海道には、福島や関東から放射能による健康被害を心配して多くの方たちが避難し
て来ています。「北海道に来て久しぶりに子供を外で遊ばせてやれる」「北海道産の
食材は安心して食べられる」「放射線量を調べても他府県と比べて非常に低く、安
心」そんな声が聞かれ、本当に良かったと私も思っていました。北海道で永住を決め
ている人もいます。なのに、泊原発3号機の移行運転を認める、しかも震災後初めて
運転する原子炉が泊の3号機であるという事。必死の思いで避難してきた方々がどんな気持でいるか。
泊原発の営業運転再開が様々な社会的な影響を及ぼすということを
高橋はるみ知事はしっかりと考えて頂きたい。本気で北海道の安心・安全ブラン
ドを守っていかなければならない。その責任は知事にも、もちろん道民一人一人に
もあるという事をしっかりと自覚し、時間をかけ議論をし、冬の電力不足を心配する
のであれば調査し説得力ある、数字的な根拠に基づいて対策を立て、安全を第一に考えた判断をしなければなりません。