人生は試練続きだ!


掲載日:2011.09.16

北海道の今金町出身の登山家・栗城史多君が今、エベレストに挑戦している。3度目
の挑戦。世界の6大陸の最高峰で単独無酸素登頂を成功させるため歩み続けている長くて厳しい道。5大陸の最高峰は制覇した。あとは、エベレスト登頂が成功すれば目標が達成する。しかし、神様はそう簡単に夢や目標を叶えさせては
くれないし、チャレンジャーの中では目標のハードルが実はどんどん高くなっていく
のだ。一度、大きな苦難を乗り越えたものは、さらに、またさらにと難しく、厳しい
道を歩くことになるのだ。それが、厳しい道を選んだ者の宿命かもしれない。詳細は
分からないが今朝、現地で深刻な事故があったようだ。心配だ。命がけのチャレン
ジ。何かあると隊全体の空気、ムードが変わる。それを払拭して気持ちを切り替える
事は本当に難しいと思う。決して無理をせず、頑張ってほしい。初めて栗城君に会っ
た時から、素直で純粋な彼の人柄にすっかりフアンになってしまった。弟というより
息子のような気持である。1回目のエベレストチャレンジのときは空港まで見送りに
行った。握手をしたその手を離したくないくらい心配だった。「無理はしないで。と
にかく生きて帰ってくる事、待ってるからね。」本当に母の気持ちだった。栗城君の
お母さんはもう他界している。お元気でいらしたら笑って見送れるのだろうか?お父
さんは今金で大きな時計屋さんを営んでいる。素敵な静かなお父さんだ。いつもどん
な気持ちで帰りを待っているんだろう。待っている家族の強い気持ちにも本当に頭が
下がる思いだ。自分の事を重ねて考える・・・私の試練など、命がけの栗城くんのこ
とを考えればもっと、もっとやらなければならない。あーなんだか、久しぶりに栗城君のお父さん
に逢いたくなった。

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