北海道では、熊の目撃情報が相次いでいます
掲載日:2023.06.24
北海道では、熊の目撃情報が相次いでいます。札幌の真駒内公園が閉鎖されたり、観光客も多く訪れる藻岩山観光道路にも熊の親子が現れました。農家の皆さんからも、圃場に熊が現れて、甜菜などを食い荒らしている、怖くて1人で作業出来ないという声もたくさん聞いています。事故が起き、怪我人などが出ないように、出来る対策を進めなければなりません。今日は、先日熊に襲われて、釣り人が死亡した朱鞠内湖の現場に行き、NPOの方や地元のハンターでもある農家の方をお訪ねし、国や道、基礎自治体が何をするべきか、市民は何に気を付けたらいいのか伺って来ました。
熊に、鹿、いのしし、猿、アライグマ。全国各地で農業被害だけではなく、人への被害が多発しています。北海道では、死者も出ています。外国人観光客も増えていますから、海外から持ち込まれるウイルスによる感染症、人獣共通感染症なども心配です。水際対策の徹底、そして、国は全国の個体数調査を急いで行い、必要な駆除も実施しなければなりません。ハンターの数も減り、また、命懸けですから、保険や謝礼も見直さなければなりませんし、出没した際の対応の確認や訓練も自治体レベルで急がなければなりません。
これから、夏休み、子供達にも野生動物との接し方など、しっかり学ぶ機会をつくる必要があるのではないでしょうか。自治体まかせではなく、国が主導しなければなりません。