高校無償化のあり方について――多様な子どもたちへの配慮を願って
掲載日:2025.06.28
高校授業料の無償化をめぐって、自民・公明・日本維新の会の3党による合意が進んでいる中で、私たちは改めて「多様な背景を持つ子どもたちにとっても、公平な制度であってほしい」との思いを共有しています。
国籍や出身にかかわらず、すべての子どもが等しく学べる環境づくりは、社会全体の信頼や安心にもつながる大切な要素ではないでしょうか。国連の子どもの権利条約でも、あらゆる差別をなくすことがうたわれており、教育の場においてもその理念が尊重されることが望まれます。
そうした観点から、「朝鮮学校の公的助成を実現する有志の会」を代表し、石橋通宏参議院議員、辻元清美衆議院議員、そして私の3名で、文部科学大臣政務官に対して、現場の声をお伝えする機会をいただきました。