気持ちの良い季節になりました!
掲載日:2012.04.25
先週土曜日に札幌に帰り、札幌中央フットボールクラブの決起大会にお招き頂きご挨拶をさせて頂きました。祝辞披露、選手決意表明を行ない、今季の全選手背番号の発表。そして最後に何と!!選手の皆さんから私にお礼の言葉があり、逆に子どもたちから元気を頂きました。ありがとう!この子どもたちの輝く笑顔と心豊かな成長のために、私たち大人が子どもたちとかかわりを持ち、しっかりと支えていくことが大切であり、私たち大人に求められているそんな時代なのではないでしょうか。
その後、余市町の山田農園にお邪魔しました。トマトのハウス内で作業中でしたが、手を休めて、国会情勢について叱咤激励を頂きました。そして余市町内を数件ご挨拶に廻りました。
日曜日は、早朝4時過ぎに札幌を出発し、過日お邪魔した蘭越町育苗施設に行ってきました。種籾温湯消毒から全自動で均一な播種、出芽台車積み込み作業、出芽室で間接熱源昇温方式により均質で安定した出芽をさせて、各農家へ出荷します。その作業をどうしても見たかったのです。
今回もお忙しいなか宮谷内町長が来て下さり、ご説明して頂きました。高齢化による水稲育苗作業の省力化と畑作との複合経営の推進に必要な施設であると強く感じました。この施設の運営は町の直営で行っていることから、出荷時期には午前6時から毎朝、役場職員も12名程度出荷作業に従事し、出荷室の温度管理についても、職員が宿直して対応しており、各農家の皆さんと職員との共同作業です!出荷した育苗マットは、農家のビニールハウスの中にひとつひとつ丁寧に並べられます。手作業なのでとても重労働。本当に農家の方々のご苦労には、頭が下がりますし、感謝の気持ちで一杯です。田植えの時期まで丹誠込めて苗が育てられます。
その後、ニセコ町川原種苗さんの倉庫で白樺の苗木選別作業を見学し、苗木の貯蔵にも利用しているパイプアーチ型雪氷利用貯蔵庫を見せて頂きました。この施設の周囲を覆う覆土や、貯蔵庫下の蓄熱水槽、庫内の製氷器を冬季の冷気を利用して冷却し、土や水を凍らせて冷熱源として利用するシステムです。覆土は、断熱層と冷熱源の2つの機能を兼ねており、外気温の影響を低減することができるので、貯蔵庫内の温度調節が容易で、かつ貯蔵容量を十分に確保することができます。また、冬季に蓄えた冷熱を利用することで夏季のランニングコストを抑えることが可能との事です。じっくりと時間を確保してまたお邪魔します。