第180回通常国会閉会
掲載日:2012.09.10
1月24日に召集された第180回通常国会が9月7日閉会致しました。現憲法下で3番目に長い、229日間の会期でした。社会保障と税の一体改革の審議の過程で民主党の中で意見がまとまらず、混乱の中で政調会長に一任、また、納得のいかない自公民の三党合意を経て、法案採決、成立という流れになりました。消費税増税法案に関しては多くの議員が造反、または棄権し、結果私たちは58名の仲間を離党という形で失う事となりました。私個人としても苦しい場面が多々あり、色々な意味で長く、険しい時間でありました。
民主党の代表選挙が9月21日に行われます。反野田勢力として代表選勝利に向けて戦うと宣言した民主党復活会議も、真実の会も結果的には候補を一本化して戦う事に至らず、今にして思えば後悔する事多々あります。政治の世界で取りまとめる力というのがいかに重要か、そして、その力を持った人が本当にいないと言う事が良くわかりました!確かにすばらしい仲間も沢山いますが、政治の世界は本当に孤独なものです。でも、色々な事にめげていた私も段々と強くならざるを得ないようです。しかし、報道番組を見ていると随分と真実とは違う報道をされていて、本当の事をわかっているはずのコメンテーターも同調している姿をみると、この人たちは自分たち罪深さをわかっているのだろうかと怒りを感じます。正しい情報をメディアから得る事の出来ない国民が最も不幸です。メディアが世の中を変えられる、メディアに関わる方達はその事をしっかりと意識して、正義感を持って働いて頂きたい・・と思います!国民の皆さんも、メディアによって作られたムードに乗せられることのないように、考える力を持って頂きたい、皆さんの力で政治を変えるんだというくらいに真剣に政治の事考えなければならない、これからはそういう時代になっていくのではないでしょうか。
一昨日は、施設のお祭りにおじゃましました。障害のある方々が生き生きと働き、また表現をする姿を楽しく見せて頂きました。また、児童養護施設の興正学園の学園祭にも昨年に続きおじゃまする事が出来ました。好天に恵まれ、子ども達が本当に楽しそうでした。時間を作って子ども達と遊びたいな。興正学園の子ども達を今年も、札幌短編映画祭にご招待させて頂きました。映画祭の実行委員会の皆様のご好意と、札幌市長に感謝致します。
昨日は、風力発電で有名な苫前町に行ってきました。高齢者施設の方々をご招待しての嘉門衛信舞踊団の公演でご挨拶をさせて頂きました。森町長が是非、苫前町の高齢者の方がに喜んで頂きたいと企画なさったもので、森町長も自慢ののどを披露されておられました。森町長ともゆっくり、苫前町の課題や、再生可能エネルギーについて、また、高台から漁港を見ながら施設や催しについてご説明を頂き、大変有意義な時間でした。ありがとうございました。
今日は東京、明日は朝、札幌に帰り、明後日は釧路から根室に移動し、翌日から北方領土に行って参ります。