韓国視察日程
掲載日:2014.03.06
2月26日
〇釜山新港釜山北港視察
〇韓国鉄道公社KORAIL視察
27日
〇釜山港湾公社にて意見交換
(KTXにて移動)
〇ウイワン貨物ターミナル視察
28日
〇仁川港視察
〇仁川空港鉄道視察
〇パジュ英国村視察
1980年の資料によると、世界のコンテナ取り扱い数の港湾別順位、上位30位までに日本の港湾が3つ入っていました。神戸港、横浜港、東京港。そして、神戸港は世界第4位に位置していました。しかし、2013年の資料では、29位に東京港が入っているだけです。いつの間にか近隣の国々、韓国や中国に大きく水をあけられてしまいました。今回、なぜそうなってしまったのか、港湾議連のメンバーとしては大変に関心がありましたし、また、日本もその取り組みから学ぶところがあるのならば、学び取り入れ、また、独自性も出しながら港湾の活性化に向けて努力をしなければなりません。また、CO2削減やトラック運転手のなり手がいない、また、様々なリスクの分散等を考えると、鉄道、JR貨物によるコンテナ輸送にもう一度光を当てる時がきていると思います。
韓国の鉄道における貨物輸送は全体の10%。これを15%まで増やす計画を立てています。日本ではわずか4%。そこで、韓国の鉄道公社KOREILにも伺い、現状についてお話を聞いてきました。
釜山港のコンテナ取扱量は1767万TEU。上海港、シンガポール港、香港港、深圳港に継いで、第5位。ちなみに、東京港は424万TEU。大きな差です。釜山新港には18000TEUクラスのコンテナ船(19万t)も州に一度入港しています。地震がなく、港湾建設費が日本と比べて安く、波も穏やか、霧も出ない。365日、24時間利用可能。コンテナ倉庫や工場、居住エリアなど、効率化に向けての新たな計画も進んでいます。また、釜山北港は再開発が行われていて、国際クルーズ船が入港できる、国際旅客ターミナル、沿岸旅客ターミナル、埠頭を埋め立てて海洋観光及び、国際ビジネスの拠点に再開発される予定。民間で投資したものを政府に預けて、50年間無償で民間企業が国から港湾を借りて運営をするという、BTO方式が取り入れられている。
〇釜山新港ガントリークレーン
〇ウイワン貨物ターミナル
〇在釜山総領事夕食
〇仁川空港駅
パジュにある英語村に行って来ました。生きた英語を身につけるためには海外留学が大変に有効です。しかし、費用がかかる、子ども1人で留学させるのは心配。ある日、仁川空港から海外留学に飛び立とうとしている子ども達の姿を見ていて、「何も、わざわざ高いお金をかけて留学させなくても、国内にいながら留学と同じ体験ができればいいのではないか?」と市長さんが考え、議会に諮りました。反対は多くあったものの、とりあえずやってみようと1000億ウオンを投じてイギリス風の町並み(施設)を作り、海外から大学院卒以上のネイティブの講師を募り、様々な研修プログラムを用意し、スタートしたところ、韓国国内の子ども達だけではなく、ロシアやモンゴル、カザブスタンなど、近隣国からも学生が学校単位で研修を受けにくるようになり、運営は大変にうまくいっています。
英語村に一歩足を踏み入れると母国語は一切使っては行けません。勉強も、スポーツも、料理も体験学習すべて英語。生活英語に触れて、英会話をブラッシュアップしていきます。北海道にもこんな施設を作りたいと思い、視察をして参りました。
〇パジュ英語村
〇食堂
〇部屋
〇スケジュール
〇劇場
〇料理室
〇講師紹介