沖縄視察に行ってまいりました
掲載日:2015.02.15
那覇に到着、地元新聞は辺野古の基地問題の取り上げ方が全国紙とは全然違います。沖縄県の方々の声、現場の状況、しっかりと受け止めます。
普天間基地。オスプレイが3機見えます。実際に見るとかなり大きいことがわかります。周辺には小学校や中学校、大学もあり危険と背中合わせの暮らしが見て取れます。
辺野古テント村村長安次富さんにお逢いし、辺野古基地問題についてご説明頂きました。辺野古は基地移設ではない、基地の新設だ。県民負担の軽減ではなくむしろリスクを今以上に負うことになることをご説明頂きました。
漁港から反対運動を続けている皆さんに船に乗せて頂き、海に出て沖から建設予定地を視察。辺野古の美しい海を守りたい、米軍や自衛隊のために県民や国民を危険にさらす訳にはいかないと全国各地から、若者や女性が集まり、粘り強く運動を続けています。今日は船に、北海道から来ている学生さんも、仙台や三重、京都から来ている方も一緒に、沖から説明をして頂きながら、基地問題を考えました。
フロートの近くまで行くと、海上保安庁の船から警告。フロートを挟んで私たちの船を追いかけるように何処までもついてきます。今日は作業をしておりませんので海上保安庁も警告だけでしたが、これまでに、反対運動をしている人たちの乗るカヌーを転覆させたり、身柄を拘束して、沖に置き去りにしたり、けが人も出ているということ。命令とはいえ、海上保安庁の過剰警備が問題となっています。
どんな事も、現場を見て見なければわかりません。サンゴ礁やジュゴン、ウミガメなど多くの生物が生息しているこの美しい海を、一部の人間の意志で破壊してしまうことは絶対にあってはならないことです。大量の砂を入れて埋め立てる。満潮時の海面から10mも高くするというのですから、砂は何処から運んでくるのか、海流はどうなるのかなど、環境への影響は甚大です。