本日、農林水産委員会で質問!!
掲載日:2011.05.10
本日、参議院農林水産委員会で「東日本大震災」に関しての質問を致しました。
4月16日・17日、5月4日〜6日に被災地(党本部の震災ボランティ室岩手県担当として特に同県下閉伊郡山田町及びその周辺)での調査・視察・聞き取りを行い、避難所等からお預かりしてきた要望や自身が感じた問題点について質問しました。
岩手県釜石の災害対策本部では「復興の狼煙ポスターフロジェクト」がスタートしています。これは、被災地の方々が前向きに歩き出した姿とメッセージをポスターを通じて全国の皆さまに伝えていこうと言うプロジェクトです。
まず、鹿野道彦農林水産大臣に対してこのメッセージの受け止め方についてお聞きし、「復興に向けての意欲に燃えた取り組みに対して、行政の面においてしっかりと受け止め、今まで以上の気持ちを持って事に当たって行く」との大臣ご自身の考えが述べられました。
65歳以上の漁業就労者が3割を超えている現状から、漁業者による瓦礫撤去作業に手当が支払われる「漁場復旧対策支援事業」が本当に現実的な支援なのか、また北海道も沿岸部を中心にかなりの被害を受けており、特に噴火湾のホタテの養殖の被害が壊滅的であり、養殖籠や施設の撤去に使用したサルベージ船やダイバーの方々の費用は補助の対象になるのか等、地元の切羽詰まった問題について質問しました。
筒井信隆副大臣より「漁場復旧対策支援事業は、実情にあった支援にすべきであり、またホタテの養殖籠は施設と一体ならば補助対象となり、サルベージ船やダイバー費用も5月2日に成立した第1次補正予算に組み込まれており、遡及措置として4月1日までさかのぼって支払の対象になる」との回答を得ました。
さらに、北海道を含めた被災地に対しての漁業共済をできるだけ早く支払われるように要望し質問を終わりました。
尚、農林水産委員会の審議の模様は下記のURLで御覧になれます。