3・11札幌にて
掲載日:2012.03.13
3月8日、東京渋谷でロックの会の集まりがありました。原発を無くそう、命を守ろうと様々な分野の人たちが集まって意見交換をしています。この日はアルピニストの
栗城史多君、大竹しのぶさん、森本こうじさん他、著名な方々や民主党の福山前官房副長官も参加してました。私はTPPを考える国際シンポジウムの宣伝をさせて頂き
街頭演説やデモへの参加を呼びかけさせて頂きました。翌朝、早朝の飛行機で札幌に
帰って来て、立正佼成会の創立74周年の祝賀会に出席させて頂きました。
午後は、JA石狩、後志の皆様が開いたTPPの報告会で、自民党の町村議員、長谷川参議、我が党の山岡衆議、私と10分ずつ報告をし、その後、会場の皆様と意見交換をさせて頂きました。党派を超えた熱い意見交換会で、TPP阻止、改めて頑張ろうと心に誓いました!3月11日、大通り公園での原発反対の集会に向かう。がんセンターの西尾先生が低線量被曝について心配される事を話している。小学生がしっかりした口調で「私たちには行きたいところも、したい事も沢山あります。大人の皆さん、私たちの命を守って下さい。」と訴える。切なかった。組合や市民運動家だけではない。お母さんやおばあちゃん世代の小さな集まりで沢山参加している。「孫のために闘う!」「日本の未来を守る責任が私たちにはある」など手作りのプレートを持って集まっている。
デモ参加者は数千人単位だろう。デモ参加者を見送りながら「日本の国はいつからこうなってしまったのだろう」と涙が出た。原発は本当に取り返しがつかない。電力の受給の問題で考えてはいけない。安全と命の問題だ。その後、市民ホールへ向かう。桜台の宍戸さんやみちのく会の本間さんが1年を振り返るスピーチをした。「北海道は私たち避難者にとって希望の大地です。原発は止めて下さい。
瓦礫は受け入れないで欲しい。北海道の環境と安全、安心な農作物や水産物を守って下さい。」心に響いた。その後、コンベンションセンターに。第5回あったかいどう北海道が開催され全道から避難している人たちが集まっている。交流イベントだ。道の職員や札幌市の職員、NPOの人たち、皆のあたたかい想いに包まれたイベントだ。追悼式も行われた。高橋はるみ知事も初めて避難者の皆さんに逢いに来てくれた。給食のモニタリングや、原発廃止を訴え、苦渋の選択の中、瓦礫の受け入れをしない方針を決めた上田札幌市長の挨拶のときには何度も会場から拍手が起きた。2時46分、黙とう。被災地のお逢いした方々の顔が浮かぶ。一日も早く、みなさんに笑顔が戻りますように。