ダライ・ラマ法王14世特別講演会


掲載日:2012.11.13

本日10時から、参議院講堂にてダライ・ラマ法王の特別講演会がありました。平和、慈悲、非暴力、そして、男女平等についてもお話がありました。通訳が話している間は、会場に集った140名を超える国会議員の顔を一人一人見て、頷いたり、笑顔を送ったり、動作をしたり、個々の言葉のないコミュニケーションにも気配りをされる方です。明るくて、温かい方です。私は28歳のときにインドのアシュラムで1ヶ月、労働と瞑想の日々を送りました。いつか子どもができたら、その子と一緒にチベットに行きたいと北インドのガニシュプリの町からチベット方向を眺めながら思ったものです。実現できていませんが・・・。先週、ダライ・ラマ法王が講演をされると聞いて大変に嬉しく楽しみにしておりました。想像していたとおりの方で、そばに居るだけで心が穏やかになります。現在、ダライ・ラマ法王はインドに亡命をされています。チベット民族の国家的、精神的指導者であると同時に平和と友好の象徴的な存在でもあります。しかし、中国政府はチベット自治区の住民に対して、民主化と自治獲得への要求をなんら顧みることなく、政治・宗教・文化経済活動の自由を制限し、異議を唱えるチベット人に拷問や過酷な処罰を課しています。それに抗議しての焼身自殺者も多数出ています。私たちは中国の不当な人権弾圧についてその改善を中国政府に求め、また、国際社会にも積極的に発信して行かなければなりません!

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