APPF報告 ロシア代表議員団との懇談にて


掲載日:2013.02.04

 ロシアの代表議員団と28日、30分間の懇談を致しました。私が質問の機会を頂きましたので、北方領土問題に関して、「「9月のAPECで、静かな建設的な環境のもとで双方にとって受け取り可能な解決さくを見つけるべく議論を続けていきたい」と、プーチン大統領はおっしゃいました。また、先日、ラブロフ外相も「今年前半に見込まれる安倍首相の訪露について喜ばしいと歓迎の意を示すと共に、北方領土問題を含むいかなる問題でも協議を深め解決の道を探る用意がある」とおっしゃいましたが改めて、ロシア側の見解、また、代表団としてのご意見を伺いたい」」と見解を求めました。ウマハノフ連邦院副議長から、次のようなご回答を頂きました。

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・日露の2国間関係進展の為のすべてのステップを我々は支持したい。

・我々は楽観的に捉える事が出来ると思料。

・落ち着いた、かつ感情を排した環境の中で対話を継続していく事が重要。

・その上で、両国会議員間の対話の結果、2国間の雰囲気が友好的になっており、対話プロセスに貢献している。対話は、友好的な土台を設けている。

・我々は両国がさらに歩み寄りが出来るようにしたいと考えており、対話の促進により、両国の担当者レベルの仕事もスムーズになると思料。

・互いにベストを尽くし、安倍総理訪露の成功の為に、我々も最大限の努力をしたい。

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 非常に友好的なムードの中で行われた懇談。私にとっては、自分のそれまでの認識とのギャップを感じましたが、行く先に光がはっきりと見えている、そんな印象を受けました。

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