第95代首相
掲載日:2011.08.30
本日(8/30)午後、衆参両院の本会議で総理大臣氏名選挙が行われ、第95代の総理大臣に民主党の野田佳彦 新代表を選出いたしました。
首相指名選挙
掲載日:2011.08.30
先ほど、衆・参の本会議で首相指名選挙がおこなわれ、野田佳彦議員が第95代、6
2人目の首相に選出されました。おそらく明日発表されるであろう、役員人事が気に
なるところです。挙党一致、党内融和、野田総理の腕の見せどころのスタートライン
です。さて、本会議場で1人3枚配布された、内閣総理大臣指名記名投票用紙、どん
なものか見た事のない方がほとんどだと思いますので一枚余った用紙を持ってきまし
た。写真でご紹介しますのでご覧下さい。被指名者のところに私たち民主党議員は
「野田佳彦」と自分で書いて投票しました。同じ選挙でも昨日とは緊張感も精神状態
も全く違います。
しかし、昨日の代表選の裏事情を新聞は色々書いてますが、またまた、自分が実際に
その現場にいた事が全く違うニュアンス、またはでたらめに書かれている。こんなこ
とでいいのでしょうか。真実は国民に伝わらないという事なのでしょうか。この国を
乱し、政治を政治家のレベルを下げてしまっている事の責任をメディアの皆さんはど
う感じながら仕事をしているのでしょうか?記者として「真実の追求、自分だけの本
当の特ダネ」足を引っ張る事やくだらないスキャンダルではなく本当に価値のある、
重要な情報をつかむ努力をして下さい。国民はスキャンダルを求めているのではあり
ません。真実を知りたいと思っているのです。
要望
掲載日:2011.08.30
とかち帯広空港利用促進協議会より「地域経済の活性化にために航空路線の充実や観光客の誘致等のさまざまな取り組みを国や航空会社へ要望活動を行っていることについて」の説明とご協力のお願いをお受けいたしました。
ご来室された方々
米沢則寿 帯広市長、高橋勝坦 帯広商工会議所会頭、高橋正夫 十勝町村会会長、竹田悦郎 北海道十勝管内商工会連合会会長、有塚利宣 十勝地区農業協同組合長会会長、池田拓 帯広空港利用促進日高東部協議会会長、大友俊雄 十勝観光連盟会長
今日の予定(8/30)
掲載日:2011.08.30
12:00 とかち帯広空港利用促進協議会より要請
13:00 議員総会
13:30 本会議(内閣総理大臣選挙)
海江田候補の政策・政見
掲載日:2011.08.29
民主党代表選にあたっての政見
衆議院議員海江田万里
I.基本理念
1.政治のあるべき姿〜政権交代の原点に立つ〜
・改めて「国民の生活が第一」の政治の実現に全力を尽くす。
・「格差是正」「地方重視」という政権交代の原点に立ち返る。
・政権交代が目指した「政治主導」「地域主権」「絆の社会」を実行する。
2.マニフェスト〜理念の堅持と現実的進深化〜
・財源等の現実を見据えつつ、その理念を堅持する。
・09マニフェストの実現に向けて努力する。
II.基本政策〜持続可能な社会をめざして
1.震災復興〜国家的責任のとしての早期復興〜
・最優先課題と位置づけ、適材適所の人材配置と十分な予算措置を行う。
・福島第一原発の廃炉処理と放射性物質除染は国の責任により行う。
・被災者の生活再建に万全を期す。
・震災の教訓から危機管理体制を再構築する。
・党原発PT第一次報告書を着実に実行する。
・建設国債・無利子国債・政府保有資産担保債の発行、公的年金による復興債引き受けや埋蔵金の活用により増税無き復興財源を捻出する。
2.原発・エネルギー政策〜エネルギー政策の抜本的改訂〜
・今後10年をめどに、原発への依存度を20%以下に引き下げる。
・自然エネルギーを成長産業と捉え「環境エネルギー公共事業」を推進して育成し、今後10年をめどに総発電量の20%に引き上げる。
・原則、新規建設は凍結し、40年以内に原発ゼロをめざす。
・原子力安全委員会の改組とメンバーの刷新を速やかに行う。
3.景気回復と雇用増〜地域重視の経済成長戦略〜
・為替介入にあわせて、円高のメリットを活かし、将来の日本の発展に資するべく、資源・エネルギーの長期取得権などを購入する。
・中長期の円高対策として円の国際化を進めるとともに、アジアの新興国市場を内需に取り組む。
・税制・金融による中小企業対策を充実する。
・一括交付金制度を拡充して地方経済の活性化と雇用増を図る。
・「新しい公共」をさらに推進し、雇用の創出をはかる。
・正規雇用を増やした企業に対する優遇策を充実する。
・日銀を協調して金融緩和をすすめる。
・国民の財産であるネットワークインフラを守るため郵政改革法案の成立に全力をあげる。
4.行財政改革〜国の歳出を総点検〜
・一般会計・特別会計及び国の資産・負債を一体的に徹底改革する。
・独立行政法人や公益法人、特殊会社等についてゼロベースで見直す。
・天下り問題等を含む公務員制度改革を断行する。
5.外交・安全保障〜より対等・緊密へ〜
・日米同盟を深化させ、役割分担を明確化する。
・国連を中心とした平和維持活動・国債協力活動に積極的に参加する。
・「東アジア共同体」構想を中心とした地域間の信頼を構築する。
・領土保全など国益と主権を守る施策を実行する。
・拉致問題の解決に全力をあげる。
6.経済連携〜主導的な自由貿易の促進〜
・WTOをベースに自由貿易を推進する。
・TPPの検討にあったては、EPA/FTA等の選択を含め、日本の国益に最もかなうものを選択する。
・これらの前提として農業等の国内産業へ十分な配慮を行う。
7.教育〜21世紀を担うひとづくり〜
・全ての地域、全ての家族の子どもたちの自己実現への支援を行う。
・グローバルスタンダード教育の実現と教育のグローバル化を行う。
・スポーツ基本法の成立を受け、基礎教育のみならず生涯学習・健康増進のため、スポーツを積極的に奨励する。
8.社会保障〜「全世代対応型」社会保障の構築〜
・年金給付水準の保証を医療介護のOECD並みを確保する。
・地域医療を総点検し、一層の医師不足の解消につとめる。
・かねてより民主党が主張してきた年金制度一元化と最低保障年金を実現する。
・基礎的社会保障財源については、消費税によりまかなうこととし、その場合には景気と逆進性に配慮する。
・「未来への投資」型の子ども子育て支援策を策定する。
9.農政〜持続可能な日本の農林水産業の再生〜
・食料自給率50%をめざす。
・戸別所得補償制度をさらに充実させる。
・農山漁村の活性化は「生きがい」の視点を重視する。
・中山間地対策を強化する。
・地産地消の推進等、地域振興を食の安全を実現する。
III.政策決定プロセスの再構築
1.国民主導〜政・官の役割分担を明確に〜
・党内議論をベースとした施策決定プロセスの確立。
・「政府与党一体化」における党主導を確立する。
・政府・国会・与党間の調整活動に与党議員を大幅に活用する。
・政治主導確立法等の成立を目指す。
・審議会の整理合理化とメンバーの総入れ替えを行う。
2.参議院重視〜ねじれを議論の機会に〜
・国会状況を踏まえ、党運営においては参議院に意見を重視する。
・党内の意見集約をしっかりと行った上で、丁寧な国会運営を心掛ける。
民主党代表選を終えて
掲載日:2011.08.29
本日午前11時より、ホテルニューオータニ本館で民主党の代表選が行われました。
それに先だって、海江田万里総合選挙対策本部総決起集会が行われました。私が進行
役を務めさせていただきまして、本部長赤松先生、鳩山前総理大臣、本部長代行小沢
鋭仁先生のご挨拶に続いて、海江田さんに代表選に向けての決意を語って頂きまし
た。3日間という短い選挙期間ではありましたが、海江田選対は大変に熱い思いで期
数に関係なくみんなで力を合わせてやっていましたので、代表選は厳しいながらも
「勝てる!」と思っていました。いい雰囲気の中、代表選の会場へと移動。緊張の
中、各候補の最終の演説が行われました。そして、投票・・・・。第一回投票におけ
る各候補の得票数 前原誠司候補 74票 馬渕澄夫 24票 海江田万里 143
票 野田佳彦 102票 鹿野道彦 52票 そして、野田さんと海江田さんの決選投票
になり、第2回目の投票は野田佳彦 215票 海江田万里 177票という結果
で、民主党の代表には野田佳彦候補者が当選という結果になりました。新聞社、TV局
の取材を受け「選挙に負けた事は残念ですが、候補乱立、真の候補は民主党にはいな
いのかなどとマスコミにも叩かれましたが、各候補とも演説もすばらしく、民主党ら
しい、いい代表選だったと思う」とお話をさせて頂きました。「ノーサイドでやって
いく」以前にも誰かがそんな事を言っていましたが実行されませんでした。でも、野
田さんだったらきっと、やってくれると信じています。まずは組閣の顔ぶれによっ
て、野田さんの言葉が真実であるかどうか分かる事でしょう。いずれにせよ、結果が
出たのですからしっかりと挙党態勢を作って日本の再生を目指して、皆さんからいた
だいている衆議院の任期あと2年の間に信頼を回復すべき頑張っていきます。海江田
さんの政策・政見はこのホームページの中でご紹介させて頂いています。私が海江田
さんにお願いした、包括的経済連携のこと、エネルギー政策と原子力発電所の今後、
また、日本の農政のあり方は納得できる範囲で政見に盛り込んで下さいましたので、
確認してください。海江田さんが総理になって頂けたら、私の声がもっと届けられた
かもしれないと思うと残念です。めげずに野田総理にもアプローチしていきます。し
かし、またまた、歴史の一ページに立ち会わせて頂きました。参議院議員になってか
ら本当にこの1年余りの間に貴重な体験を沢山、させて頂いています。感謝しつつ、
また責任の重みも感じながら、有権者の皆さんの代表としての仕事をこれからも努力
してやって行こうとあらためて強く決意させて頂きました。
民主党代表選挙
掲載日:2011.08.29
民主党は本日、菅直人首相(民主党代表)の後継代表を選ぶ代表選挙を行い、決選投票で、野田佳彦財務大臣が新代表に選出されました。
1回目の投票では、5名の候補者は有効投票の過半数に届かず、1位の海江田万里経済産業大臣と2位の野田佳彦財務大臣との間で決選投票が行われました。
明日以降、衆院、参院の本会議で首班指名が行われる予定です。
また、民主党代表選挙の結果は下記の通りです。
○第1回投票
投票総数 395票
有効投票 395票
前原 誠司候補 74票
馬淵 澄夫候補 24票
海江田万里候補 143票
野田 芳彦候補 102票
鹿野 道彦候補 52票
○第2回投票(決選投票)
投票総数 395票
有効投票 392票
野田 佳彦候補 215票
海江田万里候補 177票
今日の予定(8/29)
掲載日:2011.08.29
11:00 両院議員総会(民主党代表選挙) ホテルニューオータニ
民主党代表選挙候補者討論会
掲載日:2011.08.29
昨日、東京プリンス・パークタワー コンベンションホールにおいて、民主党代表選挙候補者による党主催の政見表明が行われました。
政見表明は、前原誠司候補、馬淵澄夫候補、海江田万里候補、野田佳彦候補、鹿野道彦候補の届け出順で行われ、討論会を開きました。
民主党代表選の告示
掲載日:2011.08.27
ほとんど調整のない状態で、すでに皆さんもご存じのように民主党の代表選に5氏が
出馬を決めました。後、2年のうちに民主党が国民の皆さんの信頼を回復し、震災や
原発事故の影響で苦しい暮らしをしている方々のために政治がやらなければならない
事が山積しています。マスコミは候補者に対してネガティブキャンペーンを展開しま
すし、評論家という方々も好きな事を言います。しかし、今の日本で起きている本当
に多くの難問を解決するために代表候補・総理候補として手を挙げる事は大変に重た
い決断だと思います。まずは自分がやるんだと決断なさった事を評価して頂きたい。
もし、自分だったらと考えると責任の大きさと、大きな不安感で身がすくむような気
持ちになるのが普通の人ではないでしょうか。私は、東日本大震災の被災県のほとん
どの基幹産業が第一次産業、そして、人口の少ない、高齢者の多い、しかも経済的に
疲弊している地方であるという事、そして、TPPの問題や、エネルギー政策、とりわ
け原子力発電をこれからどうしていくのかということを考えた時、地方出身で、本当
に生活者の目線で政治を行える人がに代表になって頂きたいと心からそう思っていま
した。ですから、農林水産委員会でいつもお人柄に触れている、鹿野農林水産大臣に
代表になって頂きたいとずーっと考えていました。一方で、昨年の代表選の後、私が
菅さんを支持したにもかかわらず、諸先輩たちがご縁を作って下さった、小沢一郎さ
んに一度総理大臣になって、国民の生活が第一の政治を行って頂きたいという想いも
ありました。最近は、北海道に帰って有権者の方々とお話をすると多くの方々が「一
度、小沢さんに総理やって欲しい」とおっしゃるようになりました。しかし、小沢さ
んは党員資格停止、そして、裁判中の身であります。今は無理。そこで、ずーっと小
沢先生にお逢いする度に[代表候補は鹿野大臣ではだめでしょうか?]と申し上げてき
ました。「鹿野君は多分、立候補しないだろう」というのが小沢さんのいつもおっ
しゃる事でしたが、私は何とか立候補して頂きたいと願い続けてきました。そして、
小沢さんに鹿野大臣を応援して頂きたいと心の底から祈っていました。ついに、小沢
さんが方針と、応援候補を発表するとされた昨日18時まで、ずっと願っていました
し、可能性は無くはないと思っていました。しかし・・海江田大臣を応援候補と決め
られたのです。応援候補となったからには、海江田さんは小沢さんの政策に関する意
見や、人事に関するアドバスを聞かざるを得なくなるでしょう。やっと小沢さんの意
見が久しぶりに政治に反映されることになるのです。しかし、TPPや原発推進の印象
の強い海江田大臣です。私は本当に重苦しく憂鬱な気持ちになりました。しかし、そ
の思いを小沢さんにはっきりと申し上げ、ご説明を頂き、さらに私たちの意見を聞い
て、政策にしっかりと盛り込んで下さるという事で、小沢さんが海江田大臣に連絡を
取り、今朝9時から会合を開いて頂き、海江田大臣に直接、様々な要望をさせて頂き
ました。格差の底辺の人たちの暮らしがどんなに悲惨なものか目を向けて欲しいとい
うこと、泊原発の3号機の営業運転への移行がどんなに重大な事なのか、TPPだけで
はなくEPA,FTAなどもどこの国とどういう内容の経済連携をしていくのかしっかりと
党の国会議員と議論して頂きたい旨。それぞれに答弁を頂き、しっかりと取り組むこ
とをお約束して頂きました。その言葉を信じる事にしました。小沢さんが応援すると
いう事はおそらく勝算あり。選挙に勝って頂かなければ、応援した私たちの意見が政
治に反映される事はありませんから。
鹿野大臣や鹿野大臣を応援している仲間の皆さんには本当に申し訳ありませんでした
し、私自身、大変残念でありますが、私にも私の居場所が必要です。この事は、感覚
的に私自身にしかわからないことだと思います。伸び伸びと全力で働くための環境や
仲間作りというものも政治家には必要です。代表選はそんな国会議員1人1人の苦悩
の闘いでもあるということご理解頂きたい。海江田大臣の政策は、いま、私たちの意
見を盛り込んで作成中です。出来上がりましたら、このブログでもご紹介させて頂き
ます。これからまた、海江田選対に詰めます。