民主党代表選挙
掲載日:2011.08.29
民主党は本日、菅直人首相(民主党代表)の後継代表を選ぶ代表選挙を行い、決選投票で、野田佳彦財務大臣が新代表に選出されました。
1回目の投票では、5名の候補者は有効投票の過半数に届かず、1位の海江田万里経済産業大臣と2位の野田佳彦財務大臣との間で決選投票が行われました。
明日以降、衆院、参院の本会議で首班指名が行われる予定です。
また、民主党代表選挙の結果は下記の通りです。
○第1回投票
投票総数 395票
有効投票 395票
前原 誠司候補 74票
馬淵 澄夫候補 24票
海江田万里候補 143票
野田 芳彦候補 102票
鹿野 道彦候補 52票
○第2回投票(決選投票)
投票総数 395票
有効投票 392票
野田 佳彦候補 215票
海江田万里候補 177票
民主党代表選挙候補者討論会
掲載日:2011.08.29
昨日、東京プリンス・パークタワー コンベンションホールにおいて、民主党代表選挙候補者による党主催の政見表明が行われました。
政見表明は、前原誠司候補、馬淵澄夫候補、海江田万里候補、野田佳彦候補、鹿野道彦候補の届け出順で行われ、討論会を開きました。
民主党代表選の告示
掲載日:2011.08.27
ほとんど調整のない状態で、すでに皆さんもご存じのように民主党の代表選に5氏が
出馬を決めました。後、2年のうちに民主党が国民の皆さんの信頼を回復し、震災や
原発事故の影響で苦しい暮らしをしている方々のために政治がやらなければならない
事が山積しています。マスコミは候補者に対してネガティブキャンペーンを展開しま
すし、評論家という方々も好きな事を言います。しかし、今の日本で起きている本当
に多くの難問を解決するために代表候補・総理候補として手を挙げる事は大変に重た
い決断だと思います。まずは自分がやるんだと決断なさった事を評価して頂きたい。
もし、自分だったらと考えると責任の大きさと、大きな不安感で身がすくむような気
持ちになるのが普通の人ではないでしょうか。私は、東日本大震災の被災県のほとん
どの基幹産業が第一次産業、そして、人口の少ない、高齢者の多い、しかも経済的に
疲弊している地方であるという事、そして、TPPの問題や、エネルギー政策、とりわ
け原子力発電をこれからどうしていくのかということを考えた時、地方出身で、本当
に生活者の目線で政治を行える人がに代表になって頂きたいと心からそう思っていま
した。ですから、農林水産委員会でいつもお人柄に触れている、鹿野農林水産大臣に
代表になって頂きたいとずーっと考えていました。一方で、昨年の代表選の後、私が
菅さんを支持したにもかかわらず、諸先輩たちがご縁を作って下さった、小沢一郎さ
んに一度総理大臣になって、国民の生活が第一の政治を行って頂きたいという想いも
ありました。最近は、北海道に帰って有権者の方々とお話をすると多くの方々が「一
度、小沢さんに総理やって欲しい」とおっしゃるようになりました。しかし、小沢さ
んは党員資格停止、そして、裁判中の身であります。今は無理。そこで、ずーっと小
沢先生にお逢いする度に[代表候補は鹿野大臣ではだめでしょうか?]と申し上げてき
ました。「鹿野君は多分、立候補しないだろう」というのが小沢さんのいつもおっ
しゃる事でしたが、私は何とか立候補して頂きたいと願い続けてきました。そして、
小沢さんに鹿野大臣を応援して頂きたいと心の底から祈っていました。ついに、小沢
さんが方針と、応援候補を発表するとされた昨日18時まで、ずっと願っていました
し、可能性は無くはないと思っていました。しかし・・海江田大臣を応援候補と決め
られたのです。応援候補となったからには、海江田さんは小沢さんの政策に関する意
見や、人事に関するアドバスを聞かざるを得なくなるでしょう。やっと小沢さんの意
見が久しぶりに政治に反映されることになるのです。しかし、TPPや原発推進の印象
の強い海江田大臣です。私は本当に重苦しく憂鬱な気持ちになりました。しかし、そ
の思いを小沢さんにはっきりと申し上げ、ご説明を頂き、さらに私たちの意見を聞い
て、政策にしっかりと盛り込んで下さるという事で、小沢さんが海江田大臣に連絡を
取り、今朝9時から会合を開いて頂き、海江田大臣に直接、様々な要望をさせて頂き
ました。格差の底辺の人たちの暮らしがどんなに悲惨なものか目を向けて欲しいとい
うこと、泊原発の3号機の営業運転への移行がどんなに重大な事なのか、TPPだけで
はなくEPA,FTAなどもどこの国とどういう内容の経済連携をしていくのかしっかりと
党の国会議員と議論して頂きたい旨。それぞれに答弁を頂き、しっかりと取り組むこ
とをお約束して頂きました。その言葉を信じる事にしました。小沢さんが応援すると
いう事はおそらく勝算あり。選挙に勝って頂かなければ、応援した私たちの意見が政
治に反映される事はありませんから。
鹿野大臣や鹿野大臣を応援している仲間の皆さんには本当に申し訳ありませんでした
し、私自身、大変残念でありますが、私にも私の居場所が必要です。この事は、感覚
的に私自身にしかわからないことだと思います。伸び伸びと全力で働くための環境や
仲間作りというものも政治家には必要です。代表選はそんな国会議員1人1人の苦悩
の闘いでもあるということご理解頂きたい。海江田大臣の政策は、いま、私たちの意
見を盛り込んで作成中です。出来上がりましたら、このブログでもご紹介させて頂き
ます。これからまた、海江田選対に詰めます。
両院議員総会
掲載日:2011.08.26
本日、午後2時より民主党両院議員総会が開催され、菅直人首相(民主党代表)は「本日をもって民主党代表を辞任させていただきたい」と述べ、退陣を正式表明いたしました。
続いて、岡田克也幹事長、古賀一成中央選管委員長より民主党代表選挙の提起があり、日程の説明がありました。
農林水産部門コアメンバー会議
掲載日:2011.08.26
民主党農林水産部門会議は、第177回通常国会最後のコアメンバー会議を開催し、衆議院と参議院それぞれの農林水産委員会に付託された請願の処理について協議し、広報・メディア戦略関連で農林水産省より安全な農畜産物の生産のための肥料や飼料の放射性セシウムの暫定許容値の設定を周知したことの報告がありました。
民主党代表選
掲載日:2011.08.25
昨日は午前中の本会議終了後、小沢一郎先生と代表選に向けての意見交換会が行われ
ました。小沢先生は「地位も名誉も捨てて、命をかけて震災からの復旧、復興、そし
て、原子力事故の対策に取り組んでいける人を選ばなければならない。もし、ベスト
の選択が難しければよりベターな選択をしなければならない!」とおっしゃいまし
た。菅総理の政権運営がうまくいかなかった責任は、閣僚にもあるのに代表選候補と
して認められない、参議院から独自の候補を出すべきとの声が出ました。今日の昼か
ら行われた参議院の懇談会では「輿石会長に是非手を挙げて頂きたい」という意見も
出ました。手を挙げて頂き、参議院が一つにまとまるというのも望ましい事です。民
主党にとって、この代表選は国民の皆様から信頼を回復するためのラストチャンスだ
と思っていますから、緊張感を持って熱い思いを持ってしっかりとどなたに一票を投
じたらいいのか考えなければなりません。今、候補にあがっている方たちの中では、
私は鹿野農林水産大臣だと思っています。地方の事、一次産業への想い、本当に厳し
い暮らしをしていて政治の助けがなければ生きていかれないというような人たちの顔
が見えるのは鹿野大臣だと思います。今日も農政懇談会という事でお誘いを受け、農
林水産省の大臣室に伺い、30分ほど衆参の10人ほどの議員で政策についてのお考えを
伺いました。しかし、政権運営となると、色々な角度から考え、先輩議員の意見も
しっかりと参考にしなければなりません。何よりも有権者の方々に自分の1票の説明
ができなければなりませんから。いずれにせよ、予定では8月29日、月曜日が代表選
です。この2、3日忙しくなりそうです。
連合審査会
掲載日:2011.08.25
衆議院から送付されてきた「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法案」と「電気事業法及びガス事業法の一部を改正する法律案」いわゆる〈再生可能エネルギー特措法〉は、参議院の経済産業委員会に付託されて審議しています。
この法案は、農林水産や環境とも係わる法案なので、本日、経済産業委員会、農林水産委員会、環境委員会の3委員会合同で審査を行いました。
飾って応援しよう
掲載日:2011.08.25
民主党農林水産部門の果樹・野菜等対策ワーキングチームは、花き(切り花、鉢もの、植木類等)の流通・消費・生産・販売・需要・輸出・輸入等の現状について農林水産省より説明を受けました。
また、東日本大震災や風評被害で被災県の花きの価格と販売が急落してことに対して、農林水産省では、被災地産花きを積極的に消費することによって、産地の活力再生を通じた被災地の復興を応援するため、関係者間で一体感を醸成できるよう共通のキャッチフレーズ「飾って応援しよう!〜花とみどりで人は元気になる〜」として呼びかけ、全国の市場や小売店などに1万5千枚のポスターを配布しております。省内の花壇や大臣室等においても被災地の花きを飾る取り組みを行っています。
農林水産部門会議
掲載日:2011.08.24
民主党農林水産部門会議は、108回目の会議を開催し「筒井信隆副大臣から香港出張の報告、平成22年度高病原性鳥インフルエンザ発生に係る疫学調査の中間取りまとめ、農業者戸別所得補償制度の加入申請状況、輸入麦の政府売渡価格の改定、普及事業の見直し、遺伝子組換え農作物の生物多様性影響評価に関する検討会、農林水産省の組織再編」について農水省より説明を受けました。
今国会(177通常国会)もあと1週間で閉会の予定です。今国会の農林水産部門会議は、来週の水曜日が最終となります。
札幌国際短編映画祭
掲載日:2011.08.24
昨日は、レディ・ガガにキスされていた、観光庁・溝畑長官にお逢いし、札幌国際短
編映画祭の後援や、できればアワードセレモニーにプレゼンターとして来て頂きたい
旨をお話しして参りました。北海道勤務時代の懐かしいお話をされながら、大きな応
援を頂く事をお約束して下さいました。その後、大変にお忙しい中を逢坂総務大臣政
務官も逢って下さり、映画祭のプレゼンをさせて頂き応援を頂きました。合わせて、
札幌はコンテンツ特区の申請をしておりますのでそのこともご説明させて頂きまし
た。文化、音楽、芸術を通しての人の結びつきは強く、札幌国際短編映画祭もこの10
年の間に世界中にネットワークが出来ています。原発事故があったからこそ、あらぬ
風評被害を払拭するためにも規模は小さくてもパワーのある文化による海外へのアプ
ローチ、観光に繋げていく積極的なアクションが必要だと思います。自分たちが大し
て気に留めてもいないものが実は大変な価値があったり、外からの評価が大きかった
りする事がよくあります。自分の関心や表面的な数字だけではなく、行政ももっと学
び分析をすべき。そして、中途半端に力を注ぐのではなく、しっかりと取り組まなけ
ればいつまで経っても中途半端なままになってしまします。「発掘・発見と育成」自
治体が本気で取り組むべきことです。アイディアと努力をもってすれば必ず新たな道
が開けると思うのです。北海道の元気のために本気で皆で頑張りましょう。