立憲民主党は今何を考え訴えているのか【新型コロナウイルス感染症対策のうち検査体制について】
掲載日:2021.08.06
立憲民主党は今何を考え訴えているのかを分野ごとにご紹介していきたいと思います。
なお、新型コロナウイルス感染症対策については、内容が多岐にわたるため、各論を数回に分けてお伝えします。
【新型コロナウイルス感染症対策のうち検査体制について】
初動の段階から、PCRなどの検査体制を充実させるよう繰り返し訴え、ようやく昨年の夏以降は、政府も検査の拡大と言い出しました。しかし、まだまだ十分な検査が行われているとは言えません。
検査は科学的エビデンスに基づく感染症対策の基本ですが、世界的に見て、日本の検査数は異常なほど少なく、科学的に有効な対策を採ることができなくなっています。感染症対策は、まず感染者を早期発見し隔離することから始まります。新たな感染者から感染ルートを解明するという「積極的疫学調査」が重要ですが、十分な検査がなされなければ、感染ルートを解明できるはずがありません。
私たちは、官邸に設ける強力な司令塔の下、民間も含めた幅広い能力を結集させ、「必要な時に誰でもすぐに受けられるPCR検査」、「感染者に直ちに幅広く実施できる全ゲノム解析」を可能にする体制の確立を提案しています。