社会保障と税の一体改革
掲載日:2011.12.15
社会保障費が毎年1兆円づつ増え、このままいくと、2025年には140兆になり
ます。1年間の国家予算をはるかに超えてしまう額です。見直しをしなければならな
い点、国民負担が増える事もやぶさかではないでしょう。しかし、都会の方々には伝
わらないかもしれませんが、数字でいくら景気の先行きが明るくなってきたとか、税
率をあげる事によって税収を上げなければならないと言っても、現実には地方は疲弊
し、経済は落ち込むばかり。将来への不安も相まって、皆重たい気持ちでいます。今
でさえ、税金や年金の滞納、不払いが問題となっているのに、これ以上負担が大きく
なると多くの人たちが払いたくても払えない状況になってしまいます。特に高齢者の
方々は年金のマクロ経済スライドでわずかであっても減額になるということへの失望
感や怒りは大変なものです。老齢者控除をもどすとか、低所得者への加算など合わせ
て考えていかないといけないと思います。年末まで議論は続きます!