農林水産物被害緊急対策
掲載日:2011.03.31
3月31日(木)
民主党農林水産部門の「原子力災害に関する農林水産物被害緊急対策ワーキングチーム」は、原子力災害で野菜等の出荷制限や摂取制限など水産物も含めた食品の放射性物質検査について、内閣府食品安全委員会、厚生労働省、農林水産省、文部科学省、経済産業省より現状説明と今後の対策の説明を受けました。また、ワーキングチームとして「出荷制限等によって生産・出荷の停止を行った生産者や事業者に対して、東京電力との協議を待つことなく政府資金を原資として1ヶ月以内に仮払いを行うこと」・「原子力損害調査研究会を早急に設置して相当因果関係の範囲と損害認定に関する基本方針決定し、関係都道府県に損害賠償に関する相談窓口を設置すること」・「3月24日以降、福島件以外の都道府県採取の農産物から暫定基準を超える検出がなされていないこと等を踏まえ、発電所から遠隔の地に出荷制限を段階的に解除すること」などを盛り込んだ【緊急提言】を政府に提出することを確認しました。
つなぎ法案成立
掲載日:2011.03.31
本当に野党の皆さんは子ども手当ての必要性をわかっていないのでしょうか。私はわ
かっていると思うんですが。子供のいる野党議員に「じゃあ、子ども手当て受給して
ないんですか?」と聞くと「いやぁ、助かってます」と言うんですよ。いかに大切な
法案か、そして、民主党が将来の日本を担っていく子どもたちの心と体の成長のため
に、大きな決意をしての取り組みであるがゆえにこれを国民に理解されてしまうと反
対したものとして立場がない。何としても反対せざるを得ないのです。記名採決にお
いて、みんなの党の寺田参議院議員が造反。白票を投じました。素晴らしい。これに
よって賛成、反対派は同数、憲法56条第2項により参議院の議長の決定とします。
きわどいところでしたが23年度9月までは、月額13,000円の子ども手当ては
守られました。今後も子どもたちのために、子育て支援のために頑張ります。他にも
今日の本会議では17本の法案が成立致しました。
いよいよです!
掲載日:2011.03.31
明日、北海道では道議選、市議選の告示となります。東日本大震災が起き、日本の
様々な地域、分野で大きな変化が予測されます。しっかりと自治体が協力し合って問
題解決をしていく、その体制作りの第一歩。大切な大切な選挙となります。各候補の
皆さんにはしっかり地域の有権者の方々に自分の思いや、政策を訴え続けて頂きたい
と思います。今まで何をやってきたか、これから何ができる人なのかを問われる選挙
であります。来週は参議院は委員会は立ちませんので、地元で私は選挙応援です。網
走にも行きます。門別にも入ります。八雲も行きます。空知にも入ります。力の限り
応援します!
有権者の皆さんからお話もじっくりお聞きしたと思っておりますので、気軽に私の姿
を見たら声をかけてください。今日は朝から原子力災害に関する食品安全緊急対策WT
が行なわれ、政府への提言がまとめられました。これから、災害ボランティア室会議
が行なわれます。その後、15時15分から議員総会が開かれ、16時から本会議で
す。札幌には明日、午後帰ります。
23年度予算が成立
掲載日:2011.03.29
本日、衆参ねじれの中ではありましたが、憲法に基づき平成23年総予算3案が成立
致しました。今日は午前九時から参議院予算委員会の締め括り総括質疑、討論、採決
が行なわれました。その後、参議院本会議にて、家畜伝染病予防法の一部を改正する
法律案、公害の防止に関する事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律の一部を
改正する法律案の採決がありました。久しぶりに閣僚の皆さんの顔を直接拝見しまし
たが、菅総理はかなり痩せていらしてびっくり。枝野官房長官はすごく疲れた顔をし
ていらっしゃいました。しかし、福島原発の危機的状況をなんとしてでも全力で回避
し、国民の皆さんの命と暮らしを守らなければなりません。それが政府の大きな責任
です!原発の問題が収まらないと、これからそれに関係して様々な問題が起きてきま
す。20キロから30キロ県内の屋内退避している方々の避難も含め、今後の生活を
どうして行くのか、健康被害は大丈夫なのか、子どもたちにヨウ素を飲ませるなどの
対応は必要なのかどうか。また、農作物や牛乳、水などの集荷停止、摂取禁止、そし
て様々な分野にすでに影響してきている風評被害をどうするのか。考えると次々と検
討、決断しなければならないことが起きてくるでしょう。まさに国会議員は党派を越
えて力を合わせて頑張らなければなりません。さて、国会はこの後、予算関連法案で
す。民主党のマニフェストのさらなる実現の為にも、野党の皆様にもご理解を頂き何
とか通さなければなりません。明日からの動きもまた、ご報告します。
東京も寒いです。被災地の方々のことが心配です。
掲載日:2011.03.28
知事選、市長選がスタート。出陣式の司会やら、出陣第一声の進行やらお手伝いをさ
せて頂き、また、市議会議員候補者と知り合いのお宅にご挨拶に行ったりと朝から走
りまわり、昨日は最終便で東京に帰ってきました。私たちは民主党の議員として国民
世論はよくわかりますが選挙もしっかりとやらなければなりません。オールジャパン
で国難を乗り越えていくためにはやはり政治の力が必要です。この時期に選挙がぶつ
かったのも何か意味があるような気がします。統一自治体選挙が終わったら、農家を
まわったり、被災地にもどんどん入って仕事をしていきます。ところで、今年は春が
遅いですね。東京もここ数日とても寒いです。桜の花などまだまだ咲きそうにありま
せん。被災地の皆さんの事を考えると、暖房もなく、暖かい食べ物もどの位食べられ
ているのか?胸が痛みます。ところで、農作物だけではなく、工業製品まで原発の事
故の風評被害はどんどん拡大しています。北海道の企業も海外に製品を輸出している
ところはすでに影響が出ていて、JAPANというだけで返品になったり、現地でお金を
払ってチェックを受けなければならなかったり。大きな損出となりそうです。また、
東アジアの観光客のキャンセルが相次ぎ、これまた北海道の観光業は大きなダメージ
です。これからどんな問題が起きてくるのか、どう乗り越えていくのか、本当に頑張
らなければなりません!東京の街は節電で暗いです。電車のダイヤが乱れているので
みんな仕事が終わるとまっすぐ帰宅。夜は人がまばらです。飲食店も空いています。
コンビニは水はないし、品薄状態。議員会館も暗いし、国会議事堂も廊下は真っ暗。
委員会室も照明は一部だけ。暖房の入っていないので寒いです。ひざ掛けが必需品で
す。みんなで協力すること、いろいろと自粛する精神はすばらしいと思いますが、今
ある仕事や雇用を守っていくことも必要ですから消費行動もできるだけしましょう
ね。
福島第1原子力発電所事故による農畜水産物等への影響に関するポ ータルサイト
掲載日:2011.03.25
福島第1原発事故による農畜水産物への影響について、各府省が提供している情報を、下記の農林水産省ポータルサイトでご覧になれます。
http://www.maff.go.jp/noutiku_eikyo/index.html
また、農林水産省における東北地方太平洋沖地震に関する情報は、下記URLでご覧になれます。
民主党国会議員、被災地に入っています。
掲載日:2011.03.24
昨日は、田城参議院議員から報告を受けました。三連休、JR総連の皆さんと物資を積
んで被災地に行っていた田城参議院議員が被災地の状況を詳しく説明してくれて、
今、何が必要か、私たちがこれからするべきことは何か参議員の一期生メンバーで
ミーティング。今週末は小見山参議院議員が支援者の方々と被災地に入ります。石
橋参議院議員、安井参議院議員も被災地に入るかもしれません。また、民主党のボラ
ンティア準備室では福島県で自宅から避難できずにいる方々に支援物資や食料を運ぶ
予定もしています。やることは沢山あります。支援物資は沢山届いているようです。
しかし、相変わらず集積所から避難所に運ぶ人が居ない、燃料がない。だから、避難
所によって物資が充分なところとそうでないところの差があるんです。私の友人たち
もボランティアで現地に何組か入ってますから、さらに情報を集め対応したいと思っ
ています。そして、統一自治体選挙も本番です。この未曾有の災害から日本の国が立
ち上がるためには全国の自治体が協力していかなければなりませんし、それぞれの町
が防災や危機管理をきちんと検証し直して、また、地域の結びつきを強くし、いざと
いうときに速やかに力を合わせられるそんな地域にしていかなければなりません。首
長さんや地域の議員のアイディア、行動力、人間性が問われる、選挙どころじゃない
という方もいますがこういう時だからこそ誰が必要なのか、誰に託したらいいのか真
剣に考える、大事な大事な選挙です。棄権しないでください。皆さんの考えを、皆さ
んの思いを一票に籠めて下さい。私も民主党の仲間の地方議員さんたちと力を合わせ
て頑張りますのでどうぞよろしくお願いいたします!!
国民の皆さんにお願いです。
掲載日:2011.03.21
東北関東大震災の被災者の皆様、厳しい状況の中本当に皆様の頑張りには頭が下がる
思いです。避難所によっては情報もない、物資も届かない、家族の安否確認もできな
いというところもあるようです。何とか、そういった避難所の方々と連絡が取れるよ
うに早急に対策を立てなければなりません。同期の田代参議院議員がこの3連休、被
災地に入りましたのでしっかりと報告を受け対策を考え実行して参りたいと思いま
す。ところで、国民の多くの皆様も被災地の方々のために何か役に立ちたいと思って
いらっしゃることでしょう。そのお気持ちは今できることに籠めてください。1、義
援金をお願いします。2、生活物資の買いだめはやめましょう。物資はあります。
今、物流が滞っていますが、まもなく回復しますから大丈夫。お米も、お水も他のものもあります。3、ガソリンやその他、燃料の買占め、買いだめはやめましょう。燃料が足りない、足りないと報道されているのは被災地のことです。日本全体で
燃料不足になっているわけではありません。しかし、できるだけ節約をし、公共交通
機関などをできるだけ利用しましょう。4、節電をしましょう。そして、節電習慣を
身につけましょう。5、支援物資を送っていただいても、それを仕分けするのが大変
です。大きなロットでの長期保存できるものや、新しい衣類やタオルなどはありがた
いですが、できれば地域の対策本部の支持を受けてから、送ってください。また、支
援のために大量に物を買うのも品不足に繋がりますので、できるだけ企業さんが在庫
しているものをご提供いただけるとありがたいと思います。これからは人の力が必要
になってきます。様々な技術や経験のある方々の支援が必要です。こんな事が出来る
という方がいましたら私の事務所でも結構ですから情報をお寄せください。お願いし
ます。
統一自治体選挙
掲載日:2011.03.19
いよいよ、統一自治体選挙の公示日が迫ってきました。選挙なんてやっている場合
じゃないだろうという声もありますが、私は早く選挙を終え、それぞれの自治体が東
北の応援の為にもきちんとした体制作りをすることが大切だと思います。もちろん、
色々な意味で厳しい選挙だとは思いますが、各候補者の方々には前向きにこれから自
分がしていくべき仕事のことを考えて頑張って頂きたい。私は民主党の仲間の地方議
員の皆さんを信頼しています。私の選挙の時には大変にお世話になりましたし、色々
お話もさせて頂き、また行動もさせて頂く中で一緒に仕事をしていきたいと心から思
う大切な仲間の皆さんですから、道民の皆さんは中央の情勢がどうであれちゃんと見
ていてくれていると信じています!さて、東北関東大震災により、被害に遭った方々
の人命救助第一に、自衛隊の皆さん、消防の皆さん、警察の皆さんらが頑張ってくれ
ています。避難所の皆さんの命も守っていかなければなりません。
私たち参議員の一期生が集まり、昨日会議を開きました。もちろん政府も頑張ってい
ます。党のほうでも、様々な準備対応に追われています。しかし、私たち国会議員一
人一人も速やかに出来る事をやっていこうということで、混乱している情報を使い勝
手を良くする為の整理や、支援物資を持っての被災地調査(田代参議院議員が今日か
ら行っています。)これからのニーズに答える為の様々な情報収集、そして明日、北
海道函館港から岩手に向けてマキストーブと湯沸かし器を百セットフェリーで送りま
す。薪を燃やして暖をとる、煮炊きができる。お湯が沸かせれば、体も温かいタオル
で拭いてあげられる。湯たんぽも使える。湯たんぽの水は飲めるし、顔も洗える。お
湯が沸かせればレトルト食品も食べられる。ご飯も炊けますできることが少し広がり
ます。岐阜の小見山参議院議員、愛知の斉藤参議院議員、そして私が被災地の国会議
員の先輩と連携を取りながら実行ができました。窓口になってくださった北海道災害
対策支援室の皆さん、自衛隊函館駐屯地の皆さんありがとうございました。後は岩手
の方で必要なところにしっかりと届くように確認作業はしていきます。私はカウンセ
ラーですから近いうちに心のケアーで避難所に入ろうと思っています。これからお力
にならなければならないことが沢山起きてきます。一生懸命やらせていただきます。
被災地の皆さん、希望を持ち続けてください。皆で苦難を乗り越えていきましょう。
皆さんのお気持ち重く受けとめさせて頂きました。
掲載日:2011.03.16
一昨日の夕方、八雲町、森町に入らせていただき、漁組にお邪魔し漁業被害につい
て、組合長さん、またホタテ漁を営む漁師の皆さんに伺いました。
国や北海道への要望や意見は大変厳しいものでした。海水温の上昇、ザラボヤ対策、
そして津波、次々に襲ってくる苦難にもうホタテ漁師の皆さんは疲れ果て、絶望的な
気持ちになっています。3月12日の閣議決定で、今回の地震被害に遭った地域は激
甚災害指定の対象となりますが、壊滅状態のホタテの養殖場のからんだ浮きやロープ
等の撤去、施設の設営までは経費の90パーセントまで出ますが、あと10パーセン
トをどうするのか、また稚貝を育てる籠やロープを購入する資金はどうするのか。しっかりと対応していかなければなりません。昨日は、朝から函館朝市にお見舞いに伺いました。ひどいところでは、人の胸ぐらいのところまで海水に浸かったというこ
とで、冷蔵庫も冷凍庫もだめ、蟹や魚の水槽もだめになって一軒一軒の被害額は大き
なものになりそうです。しかも、観光客が来ない、ホテルも、春休み、ゴールデンウ
イーク8割がたキャンセルだそうです。早急な融資、また、営業保証も考えないと、
お客さんが来ないのは災害の影響なのですから、しっかりと雇用を道民生活を守って
いかなければなりません。市場の大きなシャッターが壊れているのを見て津波の威力
を目の当たりにし、人的被害がなかったことに胸をなでおろす想いでした。朝市には
何十年も働いている、高齢者の方々も沢山いらっしゃいます。言葉にすると空しくな
りますが、私も力になれるように努力しますので一緒に頑張っていきましょう。午後
は、再び森に入り、ホタテ漁師の仙石さんの船に乗せていただき沖に出て養殖場の被害状況を見てきました。写真で見ているのとは大違いの大規模な被害に深刻さを実感。皆さん船を出して、とにかく、ホタテが流れていかないように船に重たい土嚢を積んで運び、それを重石にする作業をしていました。大変な作業です。サルベージ船ですべて引き上げたいそうですが海の中の状況を調べないと作業が
できないということでとりあえずの作業に追われていました。その後、八雲で6漁協
組合長からの支援の要望を伺い、民主党の地域の道議の皆さんと支援策を熟慮する事
をお約束させていただきました。