民主党への緊急提言を受けての勉強会
掲載日:2012.07.04
(社団法人)生活経済政策研究所による「民主党への緊急提言」を受けて、8回の勉強会を開催し意見交換を行ってきました。それを踏まえ今回、「民主党への緊急提言・第2弾」が出され、その提言作成に携わった方々をお招きしてシンポジウムを開催し、パネリストからの告を受け、意見交換、質疑応答等を行いました。
・コーディネーター
住沢 博紀 (社団法人)生活経済研究所所長・日本女子大学家政学部教授
武田 宏子 東京大学教養学部准教授
・パネリスト
山口 二郎 北海道大学大学院教授
大沢 真理 東京大学社会科学研究所教授
高橋 伸彰 立命館大学国際関係学部教授
井手 英策 慶應義塾大学経済学部教授
民主党北海道選出国会議員会
掲載日:2012.07.03
民主党北海道選出北海道議員会は、第9回・第10回を開催し、北海道漁業協同組合連合会から「第50回北海道漁業協働組合長会議の決議に関する要請書」を、北海道国営土地改良事業促進協議会から「農業農村整備対策の推進を求める要請書」を、北海道基地協議会より「基地交付金に関する要望書」をそれぞれお受けし、意見交換を行いました。
その後、吉田おさむ国土交通副大臣、佐々木隆博農林水産副大臣へ要請に参りました。
森林・林業調査会
掲載日:2012.07.03
6月30日、7月1日と菅元総理大臣、小川参議院農林水産委員長と共に北海道の林業の現場を視察して参りました。他には富士通総研の梶山恵司さん、日吉町森林組合の湯浅勲さん、森林環境リアライズの石山浩一さん、また林野庁の方々、林野労組中央本部の方々、北海道水産林務部の方々など山のプロの方々とご一緒させていただき大変に勉強になった視察でした。特に、浦幌の石井山林はまさに目標となる森です。長年代々に渡る所有者の森への思いとご努力によってこんなにも美しく、元気な森を作られたことに大変感動しました。本別の荒井銘木店で床柱や貴重な高価な木材も見せて頂き従業員の皆様に大変にお世話になりました。足寄町役場では町長から役場の木造施設につてのご説明を頂き、また林業や木質バイオマスへの取り組みについてご説明を頂いた後、大型木質バイオマスボイラーを見学、ペレットストーブやペレットを使ったピザ釜などの製品も見せて頂き、将来的な消費者需要の高まりを予感しました。津別町では丸玉産業㈱津別工場で道産針葉樹合板を製造する過程を見学。その後、工場から出る木屑を燃料に発電・熱利用を行い、工場の電力はすべて賄っています。このコージェネレーションシステムを地域全体に広げていければ、電力の地域での自給自足が可能です。1日は標茶町、鶴居村の林業の現場に入らせて頂き、高性能林業機械、ハーベスタ・フォワーダーによる効率的な現場での作業を見学。鶴居村の森林組合のオペレーターもプランナーも森林・林業再生プラン実践事業でドイツの森林管理を学んできた人たちで、特に林業専用道への工夫と取り組みはなるほどと感心することばかりでした。奇しくも、7月1日、再生エネルギーの固定価格買取り制度が始まった日に菅元総理と北海道の林業の現場にいたこと、私には忘れられない事となりそうです。ご一緒した皆様、またお世話になった方々、本当にありがとうございました。
あじさい革命
掲載日:2012.06.29
永田町で起こっている事、その真実は既存のメディアからは国民の皆さんに伝わって
いない。ある種の目的のため、逆にその目的を阻止しようとする何らかの力が働くた
め、権力を持つ者に都合のよい情報ばかりが意図的に流される。都合の悪いものは徹
底的に排除する。無かった事にしてしまうのだ。しかし、今はSNSによって起こって
いる事をあっという間に世界中に知らせることが出来る。拡散できるのだ。しかし、
まだまだ日本ではその力は既存のメディアにかなわない・・・と思われていた。とこ
ろが、3・11以降大きく変わったと思う。隠ぺいされている原発事故の真実、フク
シマ危機が終わっていないにもかかわらず政府が行った収束宣言。命を守るために
人々は動き出した。そして、真実を知ろうとするパワーはどんどん大きくなってい
る。「あじさい革命」をご存じだろうか?官邸の前に毎週金曜日「原発反対」「再稼
働阻止」の為に多くの人たちが全国から集まっている。組織でも、市民運動家でもな
い。学校帰りの高校生や出張で東京に来ているサラリーマンも仕事を終えてやってく
る。孫の未来を守る責任があると考えるおばあちゃんたち。マイクなんか握った事が
なかったお母さんたちも子どもたちの命を守るために必死に訴える。SNSの呼びかけ
で300人程度から始まったその集まりは、集を重ねるごとに人数が増え、先々週は
1万人、先週は4万5000人、そして今日は大変な数になることだろう。そして、
今やこの動きは原発反対にどどまらない。国民生活を守るどころか、この国難の時に
国民を不安と絶望に陥れる政策に命をかけてやるという政府に対する怒りなのだ。革
命を起こさなければならないとおとなしかった国民が自ら動き出したのだ。政府はこ
の事を重大な問題として受け止め対応しなければならない。もう無視は許されないの
だ!国会周辺にこんなに人が集まっているのは安保闘争以来だと多くの国会議員も不
安視している。「あじさい革命」大きな衝突になるのではなく、国民の思いが国を大
きく動かすプラスの革命になる事を願う。衝突しても、対立してもそこには不幸な結
果しか生まれない。私は寄り添って、立ちはだかる問題を一つ一つ解決に導くための
努力をしていきたいと行動している。自分のやり方で、自分の出来ることを一生懸命
やっていく。
会議・要望
掲載日:2012.06.28
○戸別所得細省制度検討ワーキングチーム
平成23年度戸別補償制度の支払実績、中山間地域等直接支払いの実績、平成23年度農地・水保全管理支払交付金の取り組み状況について農林水産省より説明を受けました。
○全国B型肝炎訴訟原告団・弁護団、北海道原告団の方々より「和解への対応や広報への強化等」、1年前に成立した基本合意への要望をお受けいたしました。
議員総会
掲載日:2012.06.27
野田総理出席のもと、民主党・新緑風会議員総会が開かれ、昨日、社会保障と税の一体改革法案が衆議院で127時間余の審議を経て通過したことについて、参議院でも衆議院同様に充分な審議を行って国民の理解を得てほしいとの挨拶がありました。論戦の舞台は、参議院の特別委員会に移ります。
消費税増税法案
掲載日:2012.06.27
昨日、13時から衆議院本会議で社会保障関連法案の採決が行われました。新聞等で
予想されていた数とはそう大きく変わらず、消費税増税法案には民主党の議員57名
が反対票を投じました。欠席・棄権は15人。北海道では山岡達丸衆議院議員が棄権
をしました。報道番組では「国会議員なのだから、棄権をするのは最も卑怯だ!政治
生命をかけて闘うべきだ。」と言っていますが、そんな短絡的なことではないので
す。みんなそれぞれに苦しみながら自分なりの決断をしているのです。(中にはホン
トに卑怯な風見鶏もいますが・・。)山岡議員は北海道の暮らしを守るために「TPP
交渉参加阻止」に、大変な努力を重ねてきました。誰よりも勉強し、賛成派を論破で
きるだけの知識と説得力を持って、会議には必ず参加をし政府に対して多くの意見を
ぶつけ闘ってきたのです。TPPの闘いはまだ終わっていません。山田元農林水産大臣
と共に、北海道ではまだ誰もTPPの異常さに気がついていない頃から、山岡議員と私
とで、札幌で集会を開き運動をしてきました。その頃は「党の決めた事に異を唱える
とは何事か!」と北海道の仲間の方たちは誰も協力をしてくれませんでした。しか
し、今は全国の県連で、民主党北海道だけがTPP反対の決議文を政府に出していま
す。北海道は経済界も、オール北海道でTPPには反対という大きな運動に発展しまし
た。山岡議員は昨日、反対票を投じたかったと思います。しかし、それによって除籍
処分になったらTPPの闘いを続けられなくなる。だから、例え卑怯だと言われても棄
権の道を選んだのだと思います。私も、このところ良く眠れません。食欲もありませ
ん。悲しい想いも、苦しい想いもしています。自分がどういう態度をとるかによって
敵も出来ます。仲間も失います。誤解もされます。でも、自分の信念でやり抜かなけ
ればならない事があるのです。山岡議員はまだ、33歳。とてもすばらしい青年で
す。同じ民主党の仲間として大事な人です。今回の彼の選択を理解してあげて欲しい
です。
要望
掲載日:2012.06.27
北海道市町村職員年金者連盟の田中保会長ほか役員の方々から「被用者年金制度の一元化等に関する要望」をお受け致しました。
お見えになった方々
田中保 会長、塩谷鉄雄 副会長、小林徳夫 事務局長、中川和幸 北海道市町村職員共済組合 年金課長
座長等連絡会議
掲載日:2012.06.26
毎週火曜日の12:15から農林水産部門座長等連絡会議が開催されています。
国対、政調、衆・参の委員会状況や各ワーキングチームの座長から報告等を受け、現状の把握や法案審査状況、今後の課題等について話し合います。
大切な仲間たち
掲載日:2012.06.25
原発事故収束対策PT、TPPを慎重に考える国民会議、一年以上多くの心ある仲間たち
と仕事をしてきました。素晴らしい先輩たちと仕事をさせて頂いている事に心から感
謝しています。世の中に認識されている民主党と、私が仕事をさせて頂いている民主
党の仲間は余りにも違い過ぎるのです。政府のそして党の執行部の数人で決められて
しまう事は、私たちにとっては到底理解し難い、許し難いことばかり。党内の議論が
全く反映されない政治が行われている。先日、官邸前にはツイッタ―やフェイスブッ
クで全国から4万人以上が詰めかけた。原発再稼働や消費税の問題ではないと私は思
います。この政府には自分たちの国を任せられないという国民の思いが行動に繋がっ
たのだと思います。明日、衆議院で消費増税の採決が行われます。それぞれが何を考
えどう行動するのかわかりません。予想外の事も起きるかもしれません。大切な仲間
を失いたくない。もっと、一緒に頑張らなければならない事があります。今の政府の
間違いを正さなければなりません。それが、私たちが今、国会議員という仕事を与え
られた責任だと思っています。
党の重大な決定であっても、総理が政治生命を賭けていても、国民の望まない事は
やってはいけない。日本の国内の事情、特に被災地の方たちや、地方の人々の暮らし
を思うと今回の採決は党議拘束をかけるべきではないと私は思います。ましてや造反
者を処分するなんて・・。今、衆議院では代議士会が開かれています。どんなことに
なっているのか心配です。